できる子は毎日きちんと学習をしていますが、そうでない子はやったりやらなかったり、あるいは全く家庭学習をしていません。
勉強する子が伸びて、そうでない子が伸びないのは当たり前です。
例えばヤンキーとイチローでも毎日取り組み方が違うように、やるべきことをきちんとやる、それができる人が実績を作るということなのです。

通信教育を始めたけれど、気が向いたらやるが、そうでないとやらないので溜めてやめることになる。
または「これは良い」と聞いた問題集を買ってきて与えるけれど、次々と新しいものに取り替えて、すべて中途半端に終わってしまうのではありませんか?

毎日勉強する習慣ができたら、積み重ねで着実に学力が身につくのです。
では、どうしたらいいのでしょう。

それは良い習慣を身に着けさせることから始めるべきです。
いきなりさせるのではなく、自分の身の回りのことをきちんとできるようにすることが大切です。
こうした勉強以前の生活で正しい習慣をつけましょう。
こうしたことができて、やっと勉強の習慣を養う段階にたどりつきます。

まずは簡単なもので良いのです。
子どもたちの好き嫌い、向き不向きに合わせれば問題ありません。
ここでは毎日決まった時間に勉強することが目的です。
1日1枚でも2枚でも、5分でも10分でも構いません。
継続することが重要です。
こうすると小学校中学校と家庭学習する習慣が出来上がってきます。

これに成功すれば子どもたちの将来の学力の基礎は充分になってきます。